収益不動産向けポータルサイト
まずは収益不動産向けポータルサイトから、物件を探していきましょう。代表的なものとしては、下記のようなものがあります。
またお部屋の賃貸でも有名な
などからも探すことが可能です。
ここで重要なのが
上記のサイトで自分の定めた条件にマッチする物件が見つかればそれで問題無いのですが、なかなか条件の合う物件が無いことは多々あります。
上記サイトに掲載されている物件が全てダメな訳では無いのですが、ポータルサイトに一定期間以上掲載された物件はかなりシビアに価値の判定が済んだ物件がほとんどです。
掲載日(掲載期間)などにも注意しながら物件をさがしていくのですが、実はこのサイトでお目当ての物件を探せなくても問題ないのです。
では何のためにこのサイトで物件を探すのかというと、前述の通り当然いい物件があれば手出しても問題ありませんが、もう一つの目的は業者と関係を持つことです。どんどん問合せを出したり、動いていって買う意思があることを示すことが非常に重要です。
ポータルサイトで狙うのなら
ポータルサイト上の物件の狙い目は値付けミスをしている物件です。前述の楽待や健美屋などを収益物件をメインで扱っているところより、スーモやアットホームなど収益物件への力の入れ方が弱いところが特に狙い目です。
極まれに普段実需向けの物件しか扱わない業者が、値段設定を間違えて掲載してくる物件などがあります。そういった物件を狙っていく訳ですが、ここで動きの速さが非常に重要で、下手をすれば掲載後1時間で買付が入っているなんてことも珍しい話しではありません。
ここで、初期の段階で築古APを狙っていくと以前のブログでお伝えしましたが、ここで補足とその裏の意味を説明します。初期段階で築古APを狙う理由がCFにあることは以前説明しましたが、実は物件を探す段階でいいことがあります。
それは特に我々でも手を出しやすい小ぶりな物件に対して起こるのですが、このカテゴリーではあまり業者が入って来ないのです。
不動産を探す時は当然業者さんと同じ土俵で戦わなければならず、百戦錬磨でかつそれを本業として常時物件を探すことに100%の力を注いでいる集団と、初期の段階でまともにぶつかるのは得策ではありません。なので、業者さんが入って来ない法人目線では1件1件の利益が大きく取れない物件を狙っていくことで競合を減らしていきます。
この戦略は築古戸建などにおいても有効です。
次回は物件の探し方について、深堀していきます。