賃貸物件の探し方(貸し会議室)
貸し会議室の賃貸物件の探し方について、詳しく説明していきたいと思います。
エリアの絞り込みの流れなどについては、こちらの記事も参考にしてください。
賃貸物件の探し方
主に下記のようなものがあります。
- ポータルサイトからの検索
- 業者さんを訪問 オススメ!
- 収益物件専用サイトからの検索
個別に説明していきます。
ポータルサイトからの検索
有名な下記のようなサイトで物件検索していきましょう。
マーケティングで絞り込んだ条件(場所、駅距離、広さ、間取りetc)を検索のベース値として特に内装や設備などに特別な売りを設ける前提で無い場合は、駅距離にはこだわりましょう。
駅徒歩7分以上はなるべく避けたほうがよく、また同程度の規模、内装の部屋があった場合は徒歩距離の近い方から埋まっていきますので、それを念頭におきましょう。
ポータルサイトからの検索ですが、実はここから貸し会議室として使える部屋を見つけるのは難しいです。
というのも、貸し会議室として部屋を借りる時に
貸し会議室というサービスの形態上、不特定多数の方が日々出入りするということで物件オーナーさんが拒否感を出す
というのが非常に大きなネックになります。
商業向けに出されている賃貸物件についても同様で、なかなか承諾を得られません。そこで「業者さんを訪問」する方法が重要になってきます。
業者さんを訪問
まず先のポータルサイトからの検索であげた問題から解説していきますと、
物件オーナー、更には管理会社さん(元付業者さん)と交渉することになるのは、物件を我々に紹介してくれている業者さん(客付業者さん)になります。そのため、元付業者さんを味方につける必要があります。
「そもそも業者さんには、費用を払う訳だし、当然我々の見方なのでは」
と思われるかもしれませんが、業者さんも仕事としてやっている以上、出来れば効率よく物件を契約まで持っていける案件を見つけることが重要となってきます。
よほど閑散期でなければ、物件オーナーさんに拒否されやすい貸し会議室案件については優先度を落とされてしまう可能性が高いので、そこで重要になってくるのが、業者さんと仲良くなることです。
そして、こちらも今後も拡大し、継続的に賃貸物件を探していくこと、何より条件に合う物件が出てきたら、借りるという意思を見せつけることが大事です。つまりこちらのやる気、本気度をみてもらう訳です。
我々のために本気で動いてくれる業者さんを見つけるようにしましょう。
収益物件専用サイトからの検索
ベースは民泊向け物件を掲載しているサイトですが、検索条件などやキーワードなどで絞れば貸し会議室などのレンタルスペース向け物件も検索で引っ掛かります。
そもそも、民泊のほうがレンタルスペースより審査などの敷居が高い上に、更に不特定多数の方が出入りするという条件も同様であることから、民泊でOKが出ている物件のレンタルスペース目的での賃貸は、そうでない物件と比較すればかなり交渉が通り安くなるでしょう。
ただ、注意して欲しいのは収益向け物件として出ている以上、相手も収益向け相場に家賃を引き直してきている物件が多いです。
下手をすると高値掴みしてしまうこともありますので、マーケティングで決めた基準を冷静に守っていきましょう。
業者さん訪問時に準備して欲しいもの
名刺や身分証明書などの他に
自分の探している物件の諸条件を記載した資料と貸し会議室というサービス形態を説明した資料を作って持っていきましょう。
そもそもまだ貸し会議室と一言で言っても、伝わらない業者さんも多くその内容を説明するため、更に稼働実績があればその稼働実績と共に実際に起きたトラブルなども説明なども入れてみましょう。
私の稼働実績での内容になりますが、おおよそ問題になるようなことは過去なく、
まれにゴミを残していく方がいるとか
スリッパをしまわないでいく方がいるとか
その程度で、先日コロナウィルスのトイレットペーパーやティッシュ不足の際にも、持ち帰られてしまう方などは皆無でした(下記の記事で紹介しています)。
むしろ、前の方のゴミが残っていたので片付けておきましたと連絡してくれる方までいらっしゃいます。
そういった事例を説明することで、業者さんも物件オーナーに出来る限り安心した形で説明、交渉することが出来るようになりますので、是非やってみてください。