貸し会議室サービス
当サイトでも何度か紹介させて頂いております貸し会議室サービス、並びにその立ち上げ方について説明していきます。
貸し会議室とは
貸し会議室は会議室を一般の方に提供出来る状態で用意し、ご利用頂くサービスになり、レンタルサービスの一種となります。
ベースとなる会議室の部屋は所有物件でも問題ありませんが、一般的には賃貸物件を借りて、セットアップして貸し出す、いわゆる転貸という形態をとることが多いです。
セットアップした会議室をSpaceMarketなどのレンタルスペースを統合して提供しているポータルサイトに登録して、ユーザに利用してもらいます。
また貸し会議室の特徴として、転貸であれば融資なくても事業する開始することが出来、また民泊程の設備や申請、届出を必要としないので少額、かつ短い期間で立ち上げることが可能です。
更にメリットをあげると、転貸という形態をとるため、最悪立ち行かないといった場合に借りていた部屋を引き払って撤退すれば、それ以上のダメージを受けることはありません。
貸し会議室を立ち上げるまでの流れ
貸し会議室立ち上げまでの流れを説明していきます。
マーケティング
まずは自分の狙いたいエリアや周辺エリアなどから、マーケティングを実施していきましょう。マーケティングを実施するためには先にあげたポータルサイトを利用していきます。
下記にレンタルスペースで有名なポータルサイトを紹介いたします。
またまだまだ立ち上がったばかりですが、下記サイトも一定以上の品質のレンタルスペースが提供されており、おすすめです。
上記のサイトから自分の狙いたいエリアなどに絞り込んで、どのエリアだとどのくらいの価格でどのくらいの稼働率なのかを確認していきます。
そこから月の収益を算出し、各ポータルサイトの利用手数料(約30~35%程度)を差し引くと、大体家賃にどのくらいの費用をかけられるのか、手残りがいくらぐらいになるのかが算出します。
賃貸物件の検索
次にレンタルスペースのベースとなる賃貸物件を探しましょう。
これは地道に不動産業者を探していくしかありません。不動産賃貸業と同じですね。ここでは収益物件として扱っている物件はまだ多くありませんので、スーモやアットホームなどのサイトを使って、賃貸物件や賃貸物件を扱っている業者さんにひたすらあたりましょう。
会議室のセットアップ
賃貸物件が見つかったら、会議室をセットアップしていきます。ここはセンスが問われるところ、むしろ私もあまり人に言えるようなレベルではなく、色々勉強中です。
さわやかな感じするのか、クールなイメージに仕上げるのか、先のマーケティングの結果とも照らし合わせコンセプトを決めていきましょう。
またセットアップが終わったら、ポータルサイトへ記載するための写真撮影をしましょう。
ポータルサイトへの掲載
最後に写真や会議室の住所や売り、入室方法などをポータルサイトへ掲載すると、会議室の立ち上げが完了します。
順次運営を開始し、稼働状況を管理していきましょう。
最後に
会議室の立ち上げは、着手から稼働開始までの期間が短いのが特徴の一つです。
今まで不動産賃貸業から複数のストックフロービジネスを順序立てて進めていくことをオススメしましたが、この貸し会議室などのレンタルスペースだけを運営することも多くの人がやっていて非常にオススメのビジネスです。
その人なりのスタンスで実施すればよいので、よく考えて自分はどのような戦略で実施していくのか決めていきましょう。
ただし、一部のエリアでは供給過多になっている場合もあり、立地条件が悪いと稼働率が想定以上に伸び悩むことも発生していますので、マーケティングはよく注意していきましょう。